映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」
マクドナルドをフランチャイズ化したレイ・クロックの史実を元にした映画。
元々マクドナルドは、マクドナルド兄弟が作った町のハンバーガー屋さんだった。
マクドナルド兄弟はお客様を待たせない徹底的な効率化を図ったスピードシステムを独自に考案、それに目をつけた「冴えないアメリカン・ドリームを夢見るセールスマン」のレイ・クロックがフランチャイズ化を提案し、のし上がり、創業者であるマクドナルド兄弟と対立、最終的にはマクドナルドを乗っとり大成功するといった話。
冴えない主人公だが、野心だけは溢れていて、様々な苦難にもめげず、進んでいく。最初は応援していたのに、中盤から調子に乗ってきて、夢を叶えるためには邪魔者は切るといった冷酷さも表出してきて、夢を叶えるためには綺麗事だけではやっていけないのだという、胸糞悪くなるが、リアリティあるストーリー。
人が作ったアイデアを乗っ取るという最悪の人間が、世界中で尊敬されているので、野心というのは恐ろしい。野心の強い人間は「一緒に幸せになる」という発想がなく、自己中心的でやっていることは殺人に近いと感じ、英雄ではなく、怪物だと思った。(しかし、これも人間の本質。)
映画「すばらしき映画音楽たち」
ハリウッド映画の音楽について、製作者へのインタビューを中心としたドキュメンタリー映画。
誰もが聞いたことのある映画のテーマ曲がどんどん紹介される。
映画「サイコ」の恐ろしいシャワーシーンは、映像だけだと作り物っぽくて怖くないが、嫌な予感がする音楽があることで、目を覆いたくなるシーンになる。
音無しと音有りで比較して、音楽が与える感情への訴えを実感する。
オーケストラの収録では、演奏者はその日初めて貰う楽譜を見て、一発撮りくらいの勢いで録音されるらしい。「楽譜は演奏者へのラブレターなんだ」と作曲家が言っていた。世の中にはとんでもない人がたくさんいる。
見たことのないような楽器を紹介してくれたり、「バイオリンをウクレレみたいに弾いてみて!」という要望が飛び出てきたり、音楽の無限性に感動した。
映画好きも、音楽好きも、何でもない人も楽しめると思います!
ムトゥ 踊るマハラジャを見たらもっとインドに興味を持った
「ムトゥ 踊るマハラジャ」を観た。
有名なインド映画で昔からずっと観てみたいなと思っていて、最近「バーフバリ」など、インド映画熱がやってきていて、そんなきっかけでやっと観た。
インド映画だけど映像の処理がカルト映画っぽかったり、見所のダンスシーンはとにかく色が鮮やかで、どこを切り取っても美しい。茶目っ気たっぷりの登場人物たち、インドの道徳観が歌やセリフに散りばめられていて、インドの魅力がいっぱい詰まった映画だった。
映画を見た後、通っているヨガの先生が主宰されているインド舞踊教室のウェブサイトを見ていたら、先生はインド映画も大好きだということで、今度きっかけがあったらオススメ映画を教えてもらいたいと思った。
その流れでウェブページを散策、いろんなリンク先へ飛び続けていたら、インド料理を食べるイベント情報を発見。(料理だけではなく、インド文化を広める活動など)
日本には面白い人がいっぱいいるなぁ。いつか手でカレーを食べるのやってみたい。
「ムトゥ 踊るマハラジャ」だけではないけれど、その国特有の文化が反映された映画は、驚きが多くて心が大きく動かされることが多い。
2017年の思い出(3月と4月)
3月
・北野天満宮の梅
・電気グルーヴのライブ
・恋人の実家にご挨拶
・池坊短期大学のオープンキャンパスの広告やノベルティグッズなどいっぱい作った
・リアル脱出ゲーム×キングダム公演の謎解きツールなどいっぱい作った
・こちかぜキッズダンスプロジェクトのフォトドキュメントを作った
(上記3つは制作時期が重なって忙しかったけど入社して一番楽しかった)
・脱出ゲームをやりに東京へ行った
・(付き添いで)子どものピアノ発表会
4月
・部屋の内見、即決定!
・アニメ「中華一番」にハマる
・「中華一番」の影響を受けて豚まんを手作りする
・ユーミンのコンサート
・友達4人組で脱出ゲームに挑戦
・ミッドナイト念仏