ゆうゆう子育て白書

2021年に子供が生まれたので子育て白書になりました

京あんしんこども館で子どもの事故防止を学ぶ

京あんしんこども館というところで子どもの事故防止に関する講座を受けてきた。

日本における子どもの死因の大半は先天的病気や染色体異常がトップ、次に不慮の事故が続く。
不慮の事故の内容はというと、窒息、交通事故、溺死、転倒・転落など。

この施設の見どころは、家の中のリビングやお風呂など、こういうところで子どもが事故るということを表現したモデルルームみたいになっていて、実はこのような子どものための施設は、日本で唯一らしい。
京都市長が作ったとのこと。すばらしい!
少子化出生率を上げたいと思っているにも関わらず、子どもが生まれた後のケアが不十分なため、不慮の事故による悲惨なニュースがいつの時代も後を絶たないのはとても残念に思う。
出生率が上げることは大切だが、育休、医療、保育やこういった施設を充実させ、親がしっかり子育てができるためのサポートも大切。少子化の本質的な解決に繋がるのではないかと思った。
定期健診時に、事故防止に関する月齢に合った注意点講習をセットで受けれたらいいね、と子育て中の友人とも話していた。

我が子は最近ズリバイができるようになり、ちょっと目を離した隙に子どもスペースのプレイマットから飛び出し、興味があるところへぐんぐん向かっていて、こわい。
施設の部屋作りや事故防止グッズを紹介していただき、とりあえずコンセントカバーをつけ、ゴミ箱の位置を離した。
ゴミ箱は蓋つきのものが良いらしい。
ゴミのティッシュや小さいものを誤飲してしまうらしい。

ハイハイやつかまり立ちができるようになったら、もっと行動範囲が広くなり、もっと気をつける箇所が増える。
全部対応できるかというと不可能かもしれないが、できる限り便利グッズを使って安全に過ごせる家にしたい。

あと交通事故に遭わないように「右見て、左見て、手を上げて信号を渡ろう」、ソファから転落しないように「お尻、足から降りるんだよ」と繰り返し言っていくのが大切と講師の方が言っていた。
根気よく言い続ければ子どもは賢いので理解してできるようになるとのこと、見守りつつ成長を信じてあげたいと思った。

最悪なのはやっぱり大人で、車がいないからと信号無視や横断歩道がない車道をショートカット横断する大人がよくいて、大人が思っている以上に子どもは大人の姿をよく見ていて、真似して交通事故にあっていると私は思う。
親の責任だけではなく、社会全体の責任だと思い、そういうことをしている人々を注意したくてウズウズしている。
(勇気がなくてできない・・・)